メチルフェニデート徐放錠を用いたADHDの薬物療法と心理社会的治療
メチルフェニデート徐放錠は、浸透性徐放効果経口送出システムを用いたハイテク製剤であり、わが国で初めて小児の精神疾患にプラセボ二重盲検比較試験を経て承認された。薬の溶解・放出が厳密に制御され、小児期の注意欠如・多動性障害(ADHD)の中核症状に著効を示し、効果は12時間維持、しかも依存リスクが軽減されている。「臨床精神薬理」に連載された「メチルフェニデート徐放錠を使いこなす」を加筆、修正し、心理社会的側面と症例は新たに執筆。今日のエビデンスを余すところなく網羅した実践の書!!
岡田俊、
山下裕史朗 著
定価 3,080 円(本体2,800円 + 税) A5判 上製 232頁
ISBN978-4-7911-0759-9〔2011〕
Contents
第1章 ADHDの概念と診断
第2章 メチルフェニデート徐放錠によるADHD治療
第3章 ADHDの包括的治療
第4章 症例と対応の実際