自傷行為救出ガイドブック(2011)(品切れ)
─弁証法的行動療法に基づく援助─
本書は、自傷行為をする子ども(思春期・青年期を含む)を理解し、彼らにどう接するかについての指針を提供するガイドブックです。弁証法的行動療法(DBT)という、自傷行為を減らすことが科学的に実証されている治療法の理論に基づき、具体的な症例を多く用いてわかりやすく子どもの自傷行為とその対応を解説します。親や心理的ケアの専門家、教師、児童相談所の職員など、子どもに関わる全ての人々におくる必携の一冊。
マイケル・ホランダー 著
藤澤大介、
佐藤美奈子 訳
定価 2,640 円(本体2,400円 + 税) 四六判 並製 448頁
ISBN978-4-7911-0779-7〔2011〕
Contents
第Ⅰ部 自傷を理解する
第一章 事実と虚構 ─自傷をめぐる誤解をとく
第二章 自傷の基盤となるものは何か
第三章 自傷はなぜ気分を改善するのか
第四章 弁証法的行動療法(DBT)─皆さんの子どもに有効な治療法─
第Ⅱ部 治療場面で、そして自宅で子どもを支援する
第五章 DBTを最大限に活用する
第六章 状況をリセットする─ 子どもの感情統制を助ける方法
第七章 よりよい脚本を書く─自傷を思いとどまらせる新しい方法
第八章 わが子をケアするために自分自身のケアをする
第九章 子どもが抱える問題について周囲にどのように話したらよいか