モデルで考える精神疾患
1つのモデルに固執することは、視野を狭め、多職種アプローチを妨げる。精神疾患の主要4モデル(疾患モデル・精神力動モデル・認知行動モデル・社会モデル)の長所と限界を平易な言葉で概観して、精神疾患を理解し臨床実践に生かすためのモデルの統合を提案する。精神保健サービスを受ける方にとっても、疾患や治療についての専門家の考え方を知り、より自分に適した治療に出会うためのヒントになる1冊。
ピーター・タイラー、
デレック・スタインバーグ 著
堀弘明 訳
定価 3,080 円(本体2,800円 + 税) 四六判 並製 392頁
ISBN978-4-7911-0818-3〔2012〕
Contents
第1章 序
第2章 疾患モデル
第3章 精神力動モデル
第4章 認知行動モデル
第5章 社会モデル
第6章 実践における実用的モデル