実践 漢方医学〈改訂第2版〉
精神科医・心療内科医のために
精神医学領域における漢方薬の治療を、具体的に詳細に分かりやすく解説。まず漢方医学を学ぼうとする医師の最初のつまずきとなっている「証」「陰陽」「虚実」の概念を簡潔に解説する。「陰陽虚実」の方針で精神科領域の漢方治療を詳説し、日々の治療に役立つ疾患名、症状名を50音順に列挙して懇切に叙述し、実際に漢方薬を処方する際の注意点を指摘する。漢方薬使用の要点が「80のポイント」として本文の各所にちりばめられている。本書はまさに、精神科医や心療内科医にとっての漢方「虎の巻」である。
山田和男、
神庭重信 著
定価 2,750 円(本体2,500円 + 税) 四六判 並製 244頁
ISBN978-4-7911-0877-0〔2014〕
Contents
序)漢方医学の基礎知識
第1章 漢方医学と精神医学
第2章 漢方医学とは
第3章 証,陰陽,虚実,「気・血・水」説,五行説,四診について
第4章 精神科領域に関連する漢方の用語
第5章 漢方薬を用いる際の注意点
破)精神科領域における漢方薬の使用法
第6章 精神疾患の治療
第7章 向精神薬による副作用の治療
急)各症状別の漢方方剤の用い方
第8章 症状別の漢方方剤による治療法
付 漢方製剤(エキス剤)一覧表
付録 慶大式胸脇苦満評価尺度