お酒を飲んで、がんになる人、ならない人
知らないと、がんの危険が200倍以上
お酒を飲むと、どんな体質の人ががんになりやすいのでしょうか。遺伝的体質の違いは、がんだけでなく、アルコール依存症、ビール腹、肝臓、血圧、痛風、貧血、糖尿病など、酒飲みのさまざまな運命を左右します。本書では、これまでの研究で明らかになってきたことを専門家である著者が、図や写真をたくさん交えながら、わかりやすく丁寧に説明します。知っていれば、病を予防したり、改善したりできるのです。本格的な酒飲みになってから知っても、遅すぎるということはありません。本書で正しいお酒の飲み方を学んでください。お酒を飲む人も飲まない人も、飲酒について正しい知識を持っていれば、危険な飲酒にならないように予防やアドバイスができます。
横山顕 著
定価 1,650 円(本体1,500円 + 税) 四六判 並製 232頁
ISBN978-4-7911-0954-8〔2017〕
Contents
第1章 アルコールとがんの深い関係
第2章 お酒を飲んで赤くなる人とならない人
第3章 宴会の翌日に酒臭くなる人とならない人
第4章 赤血球の大きさとがんの関係
第5章 のどの色を見てみよう
第6章 多量飲酒でビール腹になる人とやせる人
第7章 貧血や白血球減少にもアルコールが影響
第8章 アルコール性肝障害にも遺伝子が影響
第9章 胃を切るとどうなるか
第10章 アルコール依存症は危険がいっぱい――予防のコツ、回復のコツ