発達障害のひとつである自閉スペクトラム症(ASD)。
大人のASD当事者と、そうでない人(定型発達の人)が、共に歩み、当事者自身も生きやすくなるための架け橋になる本です。双方の視点を持ち寄り、「互いの気持ちを理解できる情報」を発信します。本書はASD当事者の自助会「アスピーラボ」で当事者たちに話を聞いたことをもとにしています。
ASDの人で自分以外の当事者がどのような考え方や感じ方を持っているのか知りたい人、定型発達の人で身近にいるASD当事者への接し方で悩んでいる人など、ASD当事者にもそうでない人にも、おすすめの本です。
金織来多、アスピーラボ 著
本田秀夫 監修
データ形式:フィックス
(画像形式)
定価
1,980 円(本体1,800円 + 税)
Contents
第1章 ASDとASの人――「空気が読めないと言われます」
第2章 ASあるある――「『私の普通』と『他の人の普通』が違うんです」
第3章 目的から行動を考える――「『なんとなく』って何ですか? 意味なく行動する意味が分かりません」
第4章 失敗が嫌い――「失敗が死ぬほど怖いから、細心の注意を払っているんです」
第5章 集中力の話――「休憩の必要性が分かりません」
第6章 価値観の話――「周囲が興味を持つことに興味が持てず、また自分が興味を持つことに周囲が興味を持たないことが不思議です」
第7章 音と文字の話――「音を字幕にして聞いています」
第8章 ASの人の困りごと――「急な『挨拶』+『雑談』は、連続パンチです!」