トラウマセラピー・ケースブック《電子書籍版》
症例にまなぶトラウマケア技法
持続エクスポージャー療法、眼球運動による脱感作と再処理法(EMDR)、認知処理療法など、数あるトラウマ心理療法の中からエビデンスのあるもの、海外では普及しているが日本では認知度が低いものなど10の療法を、経験豊富な専門家が症例を通してわかりやすく解説。各療法の共通点、相違点を理解するのにも有用な書であり、どれがその患者(クライエント)さんに有効・最適なのか検討・選択するのに大いに役立つ。各療法を学ぶためのアクセス方法も各Partに記載。代表的な10のトラウマ療法の概要と治療の実際が1冊でわかる待望の書。
〈企画・編集〉
野呂浩史
定価 3,960 円(本体3,600円 + 税)
Contents
【座談会】 トラウマ焦点化療法をエキスパートが語る
野呂浩史(司会)
荒川和歌子、中山未知、井上直美、森田展彰、加藤知子、大滝涼子
PART 1 持続エクスポージャー療法(PE)
中山未知、荒川和歌子、野呂浩史
PART 2 眼球運動による脱感作と再処理法(EMDR)
井上直美
PART 3 認知処理療法(CPT)
森田展彰
PART 4 感情と対人関係の調整スキル・トレーニングとナラティブ・ストーリー・テリング(STAIR & NST)──幼少期のトラウマによるPTSDのための認知行動療法
大滝涼子、加藤知子
PART 5 ナラティヴ・エクスポージャー・セラピー(NET)
森 茂起
PART 6 トラウマ・フォーカスト認知行動療法(TF-CBT)
川端康雄、若林暁子、元村直靖
PART 7 親子相互交流療法(PCIT)
國吉知子
PART 8 対人関係療法(IPT)
坂本 誠
PART 9 思考場療法(TFT)
森川綾女
PART10 ソマティック・エクスペリエンス(SE)
藤原千枝子