よくわかるギャンブル障害《電子書籍版》
本人のせいにしない回復・支援
国会でIR推進法案、いわゆるカジノ法案の動きが出ていることから日本においてもギャンブル障害に注目が集まっている。厚生労働省の推計値では日本には536万人の病的賭博者がいるというが、治療者側も疾患の詳しい概念を知らず、「自己責任」「自業自得」と言って当事者自身のせいにしてしまい、十分な治療が行われないケースが多い。本書では、ギャンブル障害の治療を専門的に行っている精神科医が、“行動”の視点から見たギャンブル障害の治療の有効性を中心に解説。ギャンブル障害の概念や疫学、脳とギャンブル、診断と治療、利用できる社会資源など、生物・心理・社会的な側面まで役立つ情報が満載。
蒲生裕司 著
定価 1,870 円(本体1,700円 + 税)
Contents
序章
第1章 ギャンブル障害とは何か
第2章 脳とギャンブル障害
第3章 診断と治療
第4章 行動という視点から見たギャンブル障害
第5章 社会資源について
第6章 今後の課題