月刊
臨床精神薬理 第12巻08号
2009年08月
《今月の特集:新規抗うつ薬mirtazapineとは》
このたびNaSSAという新しいカテゴリーの抗うつ薬mirtazapineがわが国で上市される。本特集は、第一選択薬としての位置づけが期待されるmirtazapineについて、前臨床薬理作用や他の抗うつ薬との比較、有害事象、臨床薬理学的特徴、臨床エビデンスについて取り上げ、今後のうつ病治療における可能性も展望した。
ISBN:978-4-7911-5142-4
※この号は現在品切れですが三省堂書店オンデマンドでご購入いただけます。
右のバナーをクリックし、三省堂書店楽天市場店よりお買い求めください。
【展望】
- 新規抗うつ薬mirtazapine(NaSSA)の前臨床薬理作用
Nick Ward,Thijs de Boer
- 新薬mirtazapineの特徴―他の抗うつ薬との比較を中心に
渡邊衡一郎,野村健介
- Mirtazapineの有害事象
石郷岡 純
- Mirtazapineの臨床薬理学的特徴
中神卓,古郡規雄
- Mirtazapineに関する臨床エビデンス:系統的レビュー
渡辺範雄,大森一郎,古川壽亮
- Mirtazapineのうつ病治療における期待
中山 和彦
- Mirtazapineのうつ病治療における可能性
岩本邦弘,尾崎紀夫
- NaSSA:Mirtazapineの基礎と臨床
村崎光邦
- 統合失調症入院治療における患者心理教育の効果と抗精神病薬処方の関係
渡部和成
- 抗精神病薬多剤併用による統合失調症患者生命予後への影響
助川鶴平,土井清,林芳成,他
- 定型抗精神病薬からolanzapineへの置換により退院が可能になったと思われる
長期入院統合失調症患者の検討―認知機能の改善と症状ならびに社会生活適応度の改善の関係
柴田勲,丹羽真一
- Quetiapine投与中に持続勃起症を呈した統合失調症の1症例
長田泉美,廣江ゆう,池澤聰,他
- そこが知りたい薬物療法Q&A
渡邊崇,大曽根彰,下田和孝
- 私が歩んだ精神医学研究への道
- 寛解を目指したうつ病治療―アドヒアランス向上のための薬剤選択
上島国利(司会),中村純,中込和幸
- うつ病治療における服薬アドヒアランスの重要性
上島国利
年間購読について
年間購読のお申込はショッピングカートではできません。カート内の会計を済ませた上、ご注文下さい。