月刊
臨床精神薬理 第12巻11号
2009年11月
《今月の特集:新規抗精神病薬は精神科医療を変えたか》
新規抗精神病薬は本当に精神科医療を変えたのか?この素朴な疑問に、第一線の医師が答える。精神科病院、力動的チーム医療、アドヒアランス改善、認知機能、副作用の軽減と新たな副作用の出現など、精神科医療へ及ぼした影響を鋭く抉る!
ISBN:978-4-7911-5145-5
【展望】
- 新規抗精神病薬は精神科医療を変えたか
稲田 健,石郷岡 純
【特集】 新規抗精神病薬は精神科医療を変えたか
- 新規抗精神病薬は精神科病院での治療を変えたか
堤 祐一郎
- 非定型抗精神病薬と力動的チーム医療
堀川 公平
- アドヒアランス改善のための薬剤師の役割
吉尾 隆
- 新規抗精神病薬は認知機能を改善させるか
堀 輝,吉村 玲児,中村 純
- 非定型抗精神病薬の登場によってドパミン関連の副作用はどう変わったか?
渡邊衡一郎,竹内 啓善
- 第二世代抗精神病薬の導入による新たな副作用の視点
久住 一郎,村下 眞理,小山 司
シリーズ・他
- そこが知りたい 薬物療法Q&A
常山 暢人,福井 直樹,染矢 俊幸
原著論文
- 統合失調症に対するblonanserinの長期投与試験―被験者の要請による長期投与試験の継続
長田 賢一,宮本 聖也,丸田 智子,他
総説
- 化学的に見たdopamine,およびそのアゴニスト,アンタゴニストと受容体の相互作用
諸岡 良彦,平井 憲次,清水 高子
- Olanzapine治療による統合失調症患者のQOLの変化―国内外の臨床試験から
倉持 素樹,丹治 由佳,高橋 道宏
- Olanzapineにおけるremissionとrecovery
片桐 秀晃,岡本美智子,高橋 道宏
- Lamotrigineの中枢神経系への影響
兼子 直
座談会
- 統合失調症の状態像から見たquetiapineの可能性を探る―抑うつ,攻撃性,敵意,感情症状に焦点を当てて
東 和也,安川 節子,須藤 徹,児島 克博
- 座談会によせて
畑田けい子
- ドイツにおける持効性注射製剤の臨床
Stefan Heres,藤井 康男,三澤 史斉,志田 博和,小口 芳世
- 新しい抗てんかん薬の登場によるてんかん治療の進歩
兼子 直,兼本 浩祐,三國 信啓,赤松 直樹,服部 英司
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