月刊
臨床精神薬理 第13巻07号
2010年7月
《今月の特集:緩和医療における精神科薬物療法》
2006年にはがん対策基本法が成立し、緩和ケアに対する関心やニーズが高まっている。本特集では、緩和医療におけるチームワークの中で、精神科薬物療法の果たす意味を考える。
ISBN:978-4-7911-5153-0
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【展望】
- 日本における緩和医療の現状と展望
小早川 誠、林 優美、岡村 仁
【特集】 緩和医療における精神科薬物療法
- がん患者の精神症状とそのスクリーニング
横尾実乃里、清水 研
- 症状緩和のためのコミュニケーションスキル
木下 寛也
- 疼痛に対する対応と薬物療法の実際―スピリチュアルペインへの対応も含めて
金井 貴夫、西村 勝治
- がん患者における不眠
木村 元紀、松島 英介
- 抑うつ・不安への対応と薬物療法の実際
堀川 直史、島 美和子、松原 理、他
- せん妄への対応と薬物療法の実際
大西 秀樹
- がん患者の希死念慮と自殺
明智 龍男
シリーズ・他
- そこが知りたい 薬物療法Q&A
杉本 篤言、福井 直樹、染矢 俊幸
- 向精神薬の等価換算
- 第22回 持効性抗精神病薬の等価換算(その3)
:Risperidone長時間作用型注射製剤
稲垣 中、稲田 俊也
- 海外文献紹介
- 精神病性うつ病に対するfluvoxamine単剤療法
:シグマ1受容体の潜在的役割
古瀬 勉、橋本 謙二
原著論文
- Aripiprazole単剤による6ヵ月以上長期継続投与33例の有用性の検討
吉川 憲人
座談会
- 高齢者のうつ病治療について
朝田 隆(司会)、平澤 秀人、J. C. Nelson
- 精神疾患の早期発見と早期治療
水野 雅文(司会)、小林 啓之、下寺 信次、松本 和紀、Thomas H. McGlashan
講演紹介
Aripiprazole発売3周年記念講演会
- 開会のご挨拶
鮫島 健
- 開会にあたって
西川 徹
- Session 1:海外大規模臨床試験から得られたエビデンス
- 統合失調症管理における抗精神病薬の相対的有効性
W. Wolfgang Fleischhacker(監訳/石郷岡 純)
- Session 2:長期予後を考慮した急性期薬物治療戦略
- Aripiprazoleの初発統合失調症に対する効果と安全性―体重増加、脂質代謝異常における他剤との違い
高橋 一志
- 入院加療を要する統合失調症の急性期治療導入の試み―新しい剤形を利用した治療の可能性
藤田 潔
- Session 3:患者さんのリカバリーを目指した薬物療法の取り組み
- 統合失調症の新しいゴール設定―remissionからrecoveryへ
渡邊衡一郎
- 患者さんのQOL向上を目指した薬物療法―切り替えによる検討
柴田 勲
- 治療者として我々に何ができるか
南光進一郎
- 閉会にあたり
高橋 清久
- 閉会にあたって
川﨑 洋子
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