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月刊

臨床精神薬理 第14巻11号

2011年11月

《今月の特集:第2世代抗精神病薬の副作用最小化をめざして》
第2世代抗精神病薬による高血糖や肥満など代謝への影響、低用量治療、抗精神病薬作用の変動の影響、抗精神病薬の切り替え、処方対象の統合失調症以外への拡大など様々な視点から、現在の抗精神病薬治療を見直した特集。

ISBN:978-4-7911-5169-1


【展望】
  • 第2世代抗精神病薬の副作用最小化をめざすストラテジー
    三宅 誕実,荻野 信,宮本 聖也
【特集】 第2世代抗精神病薬の副作用最小化をめざして
  • 第二世代抗精神病薬の代謝系副作用の最小化
    村下 眞理,久住 一郎,小山 司
  • 第2世代抗精神病薬の減量・低用量治療の可能性
    竹内 啓善,内田 裕之
  • 抗精神病薬作用の変動は統合失調症治療に影響するか?
    藤井 康男
  • 抗精神病薬切り替えの際の有害事象の最小化
    宮田 量治
  • 児童・青年に対する第二世代抗精神病薬の有効性と副作用
    岡田 俊
  • 認知症患者への第二世代抗精神病薬投与と注意点
    北村 立,森 京子
  •  <原著論文>抗精神病薬内服中の慢性期統合失調症患者における
    藤野 純也,谷口 典男,竹村 有由,他

シリーズ・他

  • そこが知りたい 薬物療法Q&A
    保谷 智史,福井 直樹,染矢 俊幸
  • 薬の使い方
    • Risperidone持効性製剤を使いこなす 第15回
      イギリス地域精神医療とデポ剤
      野上 和香,三澤 史斉

原著論文

  • 抗精神病薬の散剤処方による抗精神病薬の投与量・剤数への影響
    坂田  睦,野田 幸裕,藤田 純一,他

症例報告

  •  小児自閉性障害の興奮性に対してaripiprazoleが奏効した2症例
    加藤 晃司,山田 桂吾,赤間 史明,他

総説

  • Adrenaline受容体の精密構造の解明は抗精神病薬の薬理に何をもたらすか?――鍵(ligand)と鍵穴(受容体pocket)の概念の修正
    諸岡 良彦,平井 憲次,渡部 勇信

資料

  •  「カラダのチェックシート」を用いた外来統合失調症患者における副作用と医師への報告状況に関する実態調査
    髙橋 結花,橋本 美和,望月佐知子,他

私が歩んだ向精神薬開発の道――秘話でつづる向精神薬開発の歴史

  • 第4回 Butyrophenone系抗精神病薬の開発――Timiperoneとbromperidolの第Ⅰ相試験を通して
    村崎 光邦

座談会

  • 認知症治療の新たな展開――リバスチグミンパッチをどう活かすか
    新井 平伊(司会),朝田 隆,植木 昭紀,繁田 雅弘
  • 新規アルツハイマー型認知症治療薬ガランタミンの使用経験と期待
    玉井 顯(司会),石塚 卓也,宮澤 仁朗

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