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月刊

臨床精神薬理 第15巻04号

2012年4月

《今月の特集:レストレスレッグス症候群の実態と新たな治療》
レストレスレッグス症候群(RLS)は、有病率は高いものの医療従事者の中でも認知度が低い。2012年1月に本邦でRLS治療薬としてgabapentin enacarbilが承認されたことをうけ、レストレスレッグス症候群の疫学、病態、診断、治療について紹介し、gabapentin enacarbilの薬理プロファイルから治療も網羅して特集した。

ISBN:978-4-7911-5174-5


【展望】
  • レストレスレッグス症候群の現状と治療
    中村 真樹,井上 雄一
【特集】 レストレスレッグス症候群の実態と新たな治療
  • レストレスレッグス症候群の疫学と臨床的特徴
    黒田 健治,和田 大和
  • レストレスレッグス症候群の病態生理
    平田 幸一
  • レストレスレッグス症候群の診断と重症度評価
    水野 創一,堀口 淳
  • レストレスレッグス症候群の治療
    内村 直尚
  • レストレスレッグス症候群の新規治療薬gabapentin enacarbil(レグナイト®錠)の薬理プロファイル
    兼子 直
  • 新規レストレスレッグス症候群治療剤gabapentin enacarbilの薬物動態
    丹羽 俊朗,白川 清治,野田 康男 他
  • Gabapentin enacarbilによるrestless legs syndrome治療井上 雄一

座談会

  • 本邦におけるレストレスレッグス症候群の実態と新たな治療――新規治療薬gabapentin enacarbilへの期待
    清水 徹男(司会),井上 雄一,内村 直尚,平田 幸一

シリーズ

  • そこが知りたい 薬物療法Q&A
    岡田 正樹,渡辺 崇,下田 和孝
  • 薬の使い方
    • Paliperidone徐放錠を使いこなす 第3回
      初発統合失調症患者においてpaliperidone徐放錠を使いこなす――Risperidoneとの違いをふまえて
      西山 聡

原著論文

  • 統合失調症維持期における至適用量域でのrisperidoneとolanzapineの2年間の有用性比較
    武田 俊彦,鷲田 健二,森 秀徳,他
  • うつ状態に対するlamotrigineの急性効果の検討
    藤原 雅樹,児玉 匡史,岡久 祐子,他
  • ジェイゾロフト®錠の使用実態下における安全性と有効性 第一報――使用成績調査およびパニック障害に関する特定使用成績調査の結果より
    大森 哲郎,平松 恵己,浅見 優子,他
  • 軽度および中等度アルツハイマー型認知症患者を対象としたrivastigmineパッチの国内第Ⅱb/Ⅲ相試験における事後の追加解析結果――ADAS-J cog,DAD,MENFIS,BEHAVE-AD,および改訂クリクトン尺度の下位項目別の探索的追加解析
    中村 祐,今井 幸充,繁田 雅弘,他

症例報告

  • Aripiprazoleの上乗せ投与によりblonanserin投与中に生じた高プロラクチン血症および女性化乳房が改善した統合失調症の1例
    松田 康裕,藤村 洋太,池淵 恵美,他

私が歩んだ向精神薬開発の道――秘話でつづる向精神薬開発の歴史

  • 第9回 わが国初のbenzamide系抗精神病薬nemonaprideの栄枯盛衰
    村崎 光邦

座談会

  • 抗うつ薬の適正使用を再考する
    樋口 輝彦(司会),井上 猛,尾崎 紀夫,中込 和幸

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