月刊
臨床精神薬理 第18巻09号
2015年09月
《今月の特集:DSM-5で新たに病名採用された精神疾患に対する薬物療法》
DSM-5で新たに病名採用された精神疾患の薬物療法の特集。まずDSM-5と来るICD-11について展望し、特集では、重篤気分調節症、不安性の苦痛を伴う抑うつ障害、ためこみ症、過食性障害、睡眠-覚醒障害、軽度認知障害について、第一線の専門家にご寄稿いただいた。DSM-5の治療の習熟、来るICD-11の薬物療法へのこの上ない指南書。
ISBN:978-4-7911-5215-5
【展望】
- ICD-11とICHI(医療行為の国際分類)の最新動向
丸田 敏雅
【特集】 DSM-5で新たに病名採用された精神疾患に対する薬物療法
- 新たに抑うつ障害に位置付けられた重篤気分調節症に対する薬物療法
鈴木 太
- 不安性の苦痛を伴う抑うつ障害に対する薬物療法
山田 和夫,山田 和惠
- ためこみ症の病態と治療──OCD・ADHDとの関連性も含めて
中尾 智博,桑野 真澄
- 過食性障害(binge-eating disorder)の薬物療法
永田 利彦
- 睡眠-覚醒障害の薬物療法──DSM-5で新たに採用された疾患を中心に
岡 靖哲,堀内 史枝
- DSM-5における軽度認知障害の診断と治療
内海 雄思,馬場 元
シリーズ
- そこが知りたい 薬物療法Q&A
井桁 裕文,渡邉 純蔵,染矢 俊幸
原著論文
- 診療報酬改定による抗不安・睡眠薬の高用量・多剤処方の変化
奥村 泰之,稲田 健,松本 俊彦 他
- 治療抵抗性大うつ病エピソードに対するaripiprazole低用量補助療法の検討
村越 晶子,高江洲義和
- 急性期双極性障害におけるolanzapineの使用実態と臨床経過──非介入コホート観察試験12週時の中間解析結果
原田 英治,藤越 慎治,植田 要 他
Letters to the editor
- 慢性期統合失調症患者におけるフェリチン値とプロラクチン値の関係
山岡 宣行,長嶺 敬彦,森 隆徳 他
私が歩んだ向精神薬開発の道——秘話でつづる向精神薬開発の歴史
- 第50回 第二世代抗精神病薬の開発物語──大olanzapineの登場
その4:双極性障害への適応
村崎 光邦
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