月刊
臨床精神薬理 第18巻11号
2015年11月
《今月の特集:精神科薬物療法はどこに向かうのか》
向精神薬による薬物療法の現状と課題を展望し、新規向精神薬開発の現状と課題、統合失調症に対する薬物療法の適正化と課題、統合失調症治療薬開発の現状と課題、多様なうつ病・双極性障害・不安障害・不眠症・認知症の治療における薬物療法の位置付けと今後の可能性について検討した特集。
ISBN:978-4-7911-5217-9
【展望】
【特集】 精神科薬物療法はどこに向かうのか
- 新規向精神薬開発の現状と課台
久住 一郎
- 統合失調症薬物療法の適正化はどのように行うのか?──不適正とならないための留意点
渡邉 博幸
- 統合失調症の新規治療薬開発の現状と今後の展望
三宅 誕実,関口 潔,宮本 聖也
- 多様なうつ病の治療における薬物療法の役割と今後の可能性
菊地 俊暁
- 双極性障害の疾患概念と薬物療法:DSM-5を通して
仁王進太郎
- 不安症に対する新たな治療と薬物療法の位置付け
塩入 俊樹,桑原 秀樹
- 不眠症の薬物療法の現状と課台
三島 和夫
- 認知症治療における薬物療法の課題と今後の展望
池内 健
シリーズ
- そこが知りたい 薬物療法Q&A
三上 剛明,斎藤 摩美,染矢 俊幸
- 向精神薬の等価換算
第25回 持効性抗精神病薬の等価換算(その4):Aripiprazole持続性水懸筋注用製剤
稲垣 中,稲田 俊也
原著論文
- Paliperidone持効性注射剤6ヵ月以上継続例の患者満足度に関する調査
竹内 一平,半谷眞七子,宇野 準二 他
症例報告
- 易怒性と暴力が問題になった月経前気分不快障害にescitalopramが奏効した1例
山本 和央
私が歩んだ向精神薬開発の道——秘話でつづる向精神薬開発の歴史
- 第52回 わが国から世界制覇を成し遂げたaripiprazoleの開発物語
──その2:OPC-4392からOPC-14597へ,aripiprazoleの誕生物語
村崎 光邦
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