月刊
臨床精神薬理 第19巻03号
2016年03月
《今月の特集:精神科薬物治療におけるゴール、そして終結は》
精神科における治療のゴールとは何か? 治療をどのように終結させるのか。本特集では、統合失調症、双極性障害、強迫症、パニック症、注意欠如多動症、認知症、てんかんについて、各疾患の治療ゴールと、そこに薬物治療はどのように関わるのか、そしてゴールに到達した後、薬物治療をどのように終結していくか、第一線で活躍する専門家が概説!
ISBN:978-4-7911-5221-6
【展望】
- 精神科薬物治療におけるゴール,そして終結は
大坪 天平
【特集】 精神科薬物治療におけるゴール,そして終結は
- 統合失調症のリカバリー達成に向けて薬物療法にできること
岸本泰士郎
- 双極性障害と長期的視点
仁王進太郎
- 強迫症(OCD)の薬物治療が目指すもの,そして終結に向かうプロセスについて
松永 寿人,前林 憲誠,林田 和久
- パニック症の薬物療法とその治療の終結の仕方
山田 和夫,山田 和惠
- 注意欠如・多動症の薬物治療におけるゴール
小坂 浩隆
- 認知症診療における治療目標と薬物療法
忽滑谷和孝
- てんかんの薬物治療におけるゴール
兼子 直,吉田 秀一
シリーズ
- そこが知りたい 薬物療法Q&A
大竹 将貴,小野 信,染矢 俊幸
原著論文
- 統合失調症患者の急性期入院治療における抗精神病薬投与の実態調査
大村 重成,馬屋原 健,松本 善郎 他
- 日常診療下における小児期の注意欠陥/多動性障害患者に対するatomoxetineの安全性および有効性の評価──広汎性発達障害の併存例と非併存例の部分集団解析
中村 智実,今川 英之,竹綱 正典 他
- 全般性強直間代発作を有する日本人小児てんかん患者に対するlevetiracetam併用療法の有効性と安全性の検討──多施設共同非盲検試験
大塚 頌子,八木 和一,井上 有史 他
私が歩んだ向精神薬開発の道——秘話でつづる向精神薬開発の歴史
- 第56回 世界初のdopamine serotonin antagonistか─blonanserinの躍進─
──その2:Risperidoneとの大一番とその後の展開
村崎 光邦
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