月刊
臨床精神薬理 第20巻08号
2017年08月
《今月の特集:精神疾患における睡眠覚醒障害とその治療》
精神疾患における睡眠覚醒障害の実態とその治療!
睡眠覚醒障害は、精神疾患の再発・再燃リスクや認知機能障害、QOLの低下など多くの側面に大きな影響をもたらす。一方で、精神疾患の治療に用いられる向精神薬によって引き起こされる睡眠の変化も見逃してはならない。本特集では、統合失調症、うつ病、双極性障害、不安症、認知症、注意欠如・多動症、物質関連障害における睡眠覚醒障害とその治療について取り上げた。
ISBN:978-4-7911-5238-4
【展望】
- 精神科薬物治療が睡眠に与える影響
福井 直樹,染矢 俊幸
【特集】 精神疾患における睡眠覚醒障害とその治療
- 統合失調症における睡眠障害とその治療
小鳥居 望,内村 直尚
- うつ病における睡眠覚醒障害とその治療
亀井 雄一
- 双極性障害における睡眠障害と概日リズム障害の病態とその治療について
北川 寛,北市 雄士,久住 一郎
- 不安症における睡眠覚醒障害とその治療
山田 恒,本山美久仁,松永 寿人
- 認知症における睡眠覚醒障害とその治療
水上 勝義
- 注意欠如・多動症における睡眠覚醒障害とその治療
岡田 俊
- 物質関連障害における睡眠覚醒障害とその治療
遠山 朋海,樋口 進
シリーズ
- そこが知りたい 薬物療法Q&A
竹内 祥貴,尾関 祐二,下田 和孝
- 精神科薬物療法pros and cons
- 不安症を併存する双極性障害に対するSSRIの使用
鈴木 克治,田中 輝明
- 不安障害を併存する双極性障害患者の治療──SSRIの使用を中心に
林田 和久,松永 寿人
- 不安症を併存する双極性障害に対するSSRIの使用
宮田 久嗣
原著論文
- 成人部分てんかんに対するlevetiracetam長期単剤療法の有効性と安全性──多施設共同無作為化非盲検第3相試験
兼子 直,吉田 克己,越阪部 徹 他
私が歩んだ向精神薬開発の道——秘話でつづる向精神薬開発の歴史
- 第73回 新規抗てんかん薬の開発物語──その4:抗てんかん薬初のSV2A親和性を作用機序とするlevetiracetam
村崎 光邦
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