月刊
臨床精神薬理 第21巻07号
2018年07月
《今月の特集:多様化するうつ病治療の選択肢と薬物療法の位置付け》
うつ病の様々な治療アプローチの現状とそれぞれの治療における薬物療法の位置付けを示す!!
うつ病に対する運動療法、行動活性化療法、マインドフルネス認知療法、対人関係療法(IPT)、ケタミン、rTMS(反復経頭蓋磁気刺激療法)、ECT(電気けいれん療法)、tDCS(経頭蓋直流電気刺激法)の有用性と日常臨床での実践を解説し、それぞれの治療における薬物療法の役割を見直した特集。
ISBN:978-4-7911-5249-0
「臨床精神薬理」編集委員会よりお知らせ
2017年12月11日
【展望】
- 今日のうつ病とその治療を再考する
種市 摂子,野村総一郎
【特集】多様化するうつ病治療の選択肢と薬物療法の位置付け
- うつ病に対する運動療法の検証と臨床での実践
内田 直
- うつ病に対する行動活性化療法
中尾 智博
- うつ病に対するマインドフルネスの有用性と日常臨床への応用
佐渡 充洋
- うつ病に対する対人関係療法IPT(Interpersonal Psychotherapy)の現状と日常臨床での応用:短縮版IPT(IPT-B)の知見を参考に
宗 未来
- うつ病治療に対する(R)-ketamineの可能性と将来展望
橋本 謙二
- うつ病に対するrTMSの現状と実施の注意点
鬼頭 伸輔
- うつ病に対するECTの課題と現状
野田 隆政,本橋 伸高
- うつ病におけるtDCS(経頭蓋直流電気刺激)の可能性
西田圭一郎,木下 利彦
シリーズ
医局で本音を語る
- 第7回 Risperidone,olanzapineからclozapineへ(その1)
桐野 創,三澤 史斉,藤井 康男,竹内 啓善
精神科薬物療法pros and cons
- 抗認知症薬はいつまで使うか
櫻井 博文,羽生 春夫
- 抗認知症薬はいつまで使うか?
中村 祐
統合失調症治療ガイドラインの使い方
- 第3回 維持期治療
樽谷精一郎,金沢 徹文,竹内 啓善 他
臨床試験のデータを読み解く
- 第6回 臨床試験の有効性データの確認ポイント:③有効性評価に影響する因子
中林 哲夫
原著論文
- 維持期統合失調症患者におけるaripiprazole持続性注射剤と経口薬に関する費用対効果分析──マルコフモデルを用いたシミュレーション研究
神浦 悠平,櫻井 雅也,稲垣 中 他
私が歩んだ向精神薬開発の道——秘話でつづる向精神薬開発の歴史
- 第84回 究極の抗精神病薬clozapineの開発物語──その3:米国で復活を遂げたclozapine
村崎 光邦
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