月刊
臨床精神薬理 第23巻02号
2020年02月
《今月の特集:スマートな向精神薬の処方How-to》
精神科の臨床でいかにして望ましい薬物療法を行うかエキスパートが解説!!
精神科臨床において向精神薬を処方する際、多剤併用をどう整理するか、服薬拒否にどう対応するか、持効性注射製剤をどう勧めるか、など難渋する場面でどのように取り組めばよいか、またいかにスマートに望ましい薬物療法を進めるかの具体的なノウハウを各方面のエキスパートが紹介した。
ISBN:978- 4-7911-5268-1
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【展望】
- 向精神薬の処方は本来どうあるべきか
稲田 健,石郷岡 純
【特集】スマートな向精神薬の処方How-to
- 統合失調症における抗精神病薬のスマートな整理の仕方
助川 鶴平
- 抗うつ薬のシンプルな処方のために考慮すべきこと
安達 融,柳 雅也,白川 治
- 双極性障害治療におけるポリファーマシーの問題とその対策
田中 輝明
- 睡眠薬・抗不安薬の減薬:3剤以上使用例からの整理
竹島 正浩,綾部 直子,三島 和夫
- てんかん治療における多剤併用の整理の仕方
吉野 相英
- 服薬を拒否する統合失調症患者に対する効果的な解決策は何か
武田 俊彦
- 持効性注射製剤の「スマート」なすすめ方
肥田 裕久
- Clozapineを「上手に」勧める
長谷部真歩,三澤 史斉
- 漢方薬をいかにスマートに処方するか
坪井 貴嗣
シリーズ
臨床に役立つ基礎薬理学の用語解説
第4回
- エクソソーム
和泉 弘人
- マイクロRNA(miRNA)
和泉 弘人
原著論文
- 統合失調症の外来維持治療の4年間におけるpaliperidone持効性注射剤の有用性──寛解とよりよい回復を目指すために
窪田 幸久,久保川貞美