月刊
臨床精神薬理 第23巻04号
2020年04月
《今月の特集:向精神薬は脳内で実際に何をしているのか?》
向精神薬は脳内で何をしているのか、基礎知識から最新の情報まで網羅した特集!!
展望にて向精神薬の脳内での挙動を概説。特集では、向精神薬が脳内にどのように到達するか、そしてPETを用いた向精神薬の評価について紹介し、統合失調症治療薬、抗うつ薬、気分安定薬、抗てんかん薬、睡眠薬、ADHD治療薬、それぞれの作用機序を整理して、脳のどの部位でどのような症状の改善に寄与しているのか、薬力学的・薬物動態学的な最新の知見を各領域の専門家が解説した。
ISBN:978-4-7911-5270-4
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【展望】
- 脳内での向精神薬の挙動──現状と近未来を展望する
加藤 正樹
【特集】向精神薬は脳内で実際に何をしているのか?
- 向精神薬はどのように脳に到達するか
鈴木 映二
- PETを用いた脳内における向精神薬の評価
荒川 亮介
- 統合失調症の2つの病態仮説と抗精神病薬の作用機序
眞島 裕樹,中島振一郎
- 抗うつ薬は脳内で実際に何をしているのか?
馬場 元
- 気分安定薬は脳内でどのように気分を安定させているのか?
加藤 忠史
- 抗てんかん薬の作用機序
井上 有史
- 睡眠薬の薬理作用:実際なにをしているのか
千葉 悠平,神林 崇
- ADHD治療薬は実際に何をしているのか? 小児・青年期と成人期でどこが違うのか?
黒川 駿哉,野村 健介
シリーズ
臨床に役立つ基礎薬理学の用語解説
第6回
- プロテインキナーゼ
山本 秀幸
- チロシンキナーゼ
山本 秀幸
原著論文
- Aripiprazole持効性注射剤6ヵ月以上継続例の患者満足度に関する調査
竹内 一平,山本 美紗,江崎 悠一 他