月刊

臨床精神薬理 第24巻07号

2021年07月

《今月の特集：薬物療法の維持治療：実践的な続け方とやめ方》
薬物療法の維持治療に関する実践的な継続・変更・中止の方法論・考え方をまとめた特集！！

展望では、精神疾患の長期経過について機能的転帰の観点から概説し、特集では、SDM(共同意思決定)の視点や非薬物療法も取り入れた場面も想定しながら、統合失調症、双極性障害、大うつ病性障害、パニック症・不安症、強迫症、認知症、睡眠障害、神経発達症群、アルコール依存症の維持期の薬物療法の実践的な続け方とやめ方について、第一線の専門家が詳細に解説した。

ISBN：978-4-7911-5285-8

こちらは「在庫有」の商品です。全国の書店様でご注文・ご購入が可能です。弊社で「在庫有」の商品でも、
一部のネット書店様では、ご注文できない場合がございますが、その際はお近くの書店様にてご注文ください。

• 精神疾患の長期経過：機能的転帰の観点から
  住吉　太幹

• 統合失調症維持期の抗精神病薬治療──各国のガイドラインと最新のエビデンス
  下村雄太郎，竹内　啓善
• 双極性障害の維持治療について
  菅原　裕子
• 大うつ病性障害の薬物療法の維持治療：実践的な続け方とやめ方
  伊賀　淳一
• 薬物療法の維持治療：パニック症，社交不安症，全般不安症
  川村　清子，塩入　俊樹
• 強迫症（OCD）治療における維持療法長期予後の観点をふまえて
  松永　寿人，前林　憲誠，林田　和久
• 認知症（BPSDも含めて）の薬物療法
  吉山　顕次，池田　　学
• 睡眠障害における薬物療法：実践的な続け方とやめ方
  神田　優太，高江洲義和
• 神経発達症の維持治療：実践的な続け方とやめ方
  岡田　　俊
• アルコール依存症の薬物療法
  真栄里　仁，樋口　　進

シリーズ

• Volume based connectome
  【カラー図1】大うつ病におけるstructural covariance networkの異常 (Watanabe et al., Psychiatry Res. Neuroimaging, 2020から改変)
  渡邉　啓太，掛田　伸吾，吉村　玲児

原著論文

• 統合失調症患者を対象としたasenapine舌下錠の使用実態下における安全性及び有効性の検討──使用成績調査最終報告
  北村　有紀，小菅　典子，平岡　秀一 他