月刊
臨床精神薬理 第24巻11号
2021年11月
《今月の特集:Aripiprazole LAI(双極性障害)/Paliperidone palmitate 3ヵ月製剤》
Aripiprazoleの持続性注射剤が双極性障害治療に、Paliperidoneの3ヵ月持続性注射剤が統合失調症治療に及ぼす影響を考察した特集!!
Aripiprazoleの持続性注射剤(LAI)が双極性障害の適応を取得し、paliperidone持続性注射剤の3ヵ月製剤が新たに承認された。それぞれのLAIの有効性・安全性を概説し、治療における位置づけを考察してLAI治療の新たな展開について考えた特集。
ISBN:978-4-7911-5289-6
【展望】
【特集】
Aripiprazole LAI(双極性障害)
- 双極性障害治療におけるaripiprazole LAIの有効性
鈴木 健文,平田 卓志,安田 和幸
- 双極性障害治療におけるaripiprazole持効性注射剤の安全性と機能回復に果たす役割
村瀬 雄士,加藤 正樹
- Aripiprazole持続性注射剤の双極性障害ガイドラインでの位置付け
多田 光宏,桑原 優仁,仁王進太郎
- 双極性障害に対するアリピプラゾール持続性注射剤の治療学的位置づけ:最近のメタ解析から
岸 太郎,佐久間健二,三治 聖平 他
【特集】
Paliperidone palmitate 3ヵ月製剤
- Paliperidone palmitate 3ヵ月製剤の海外及び日本での臨床試験成績について
佐賀 洋介,入佐 知子,熊谷 紀彦 他
- Paliperidone 3ヵ月製剤──統合失調症維持治療の新たなオプション
藤井 康男
- 持効性抗精神病薬注射製剤と悪性症候群
三澤 史斉
シリーズ
臨床に役立つ基礎薬理学の用語解説
第25回
総説
- わが国で実施された臨床試験と使用成績調査の結果から見た抗精神病薬による統合失調症薬物治療の安全性
稲垣 中,佐藤 英樹,稲田 健 他