月刊
臨床精神薬理 第25巻12号
2022年12月
《今月の特集:向精神薬の用量》
開始用量・至適用量・維持期用量の決め方について最新の知見をもとに解説した特集!!
各種向精神薬(統合失調症における抗精神病薬・clozapine・持効性注射剤、うつ病における抗うつ薬、双極性障害における気分安定薬と抗精神病薬、不安症における抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬)について、第一線のエキスパートが、治療期(急性期と維持期/再発予防)ごとの必要用量/血中濃度、用量/血中濃度と効果および副作用の関係を中心に解説した特集である。
ISBN:978-4-7911-5302-2
【展望】
【特集】向精神薬の用量
- 統合失調症治療における抗精神病薬の用量
下村雄太郎,竹内 啓善
- 薬物血中濃度モニタリングを用いたclozapine用量設定──Clozapine治療の最適化を目指して
塚原 優,矢田 勇慈,宋 龍平 他
- 統合失調症における持効性抗精神病薬注射剤の用量
三澤 史斉
- うつ病治療における抗うつ薬の用量
田近 亜蘭,古川 壽亮
- 双極性障害における気分安定薬と抗精神病薬の用量
岸 太郎,佐久間健二,波多野正和 他
- 不安症における抗うつ薬の適正用量
大坪 天平
- 抗不安薬の用量
上村 幸正,姜 善貴,稲田 健
- 睡眠薬の用量
伊豆原宗人,松井健太郎
シリーズ
臨床に役立つ基礎薬理学の用語解説
第38回
新薬紹介
- 新規遅発性ジスキネジア治療薬valbenazineの開発物語
村崎 光邦