月刊
臨床精神薬理 第26巻06号
2023年06月
《今月の特集:精神科領域における抗てんかん薬汎用性の光と影》
抗てんかん薬がてんかん以外で使われる場合のエビデンスと注意すべき副作用を整理した特集!
わが国の精神科領域における抗てんかん薬使用の歴史と現状を展望し、各種抗てんかん薬(カルバマゼピン、バルプロ酸、クロナゼパム、ゾニサミド、ガバペンチン、トピラマート、ラモトリギン、レベチラセタム、ラコサミド、ペランパネル)について、てんかん以外の適応症を確認するとともに実際のエビデンスとリポジショニングの可能性、注意すべき副作用などを第一線の専門家が解説した。
ISBN:978-4-7911-5308-4
【展望】
- 本邦の精神科領域における抗てんかん薬使用の歴史と現状
兼本 浩祐
【特集】精神科領域における抗てんかん薬汎用性の光と影
- 精神科診療におけるcarbamazepineの使用場面とその副作用
藤岡 真生,渡辺 雅子
- 精神科においてバルプロ酸が使える場面と副作用
嵩原 駿平,松浦 雅人
- 精神科においてclonazepamが使える場面と副作用
辻 富基美,上西 優介
- 精神科においてzonisamideが使える場面と副作用
岡﨑 光俊
- Gabapentinの適応外使用の背景と現在地
中田 千尋,谷口 豪
- Topiramateの多彩な光と影
山田 了士
- 精神科診療におけるlamotrigine:有効性と安全性について
中村 啓信,原 恵子
- 精神科においてlevetiracetamが使える場面と副作用
渡邊さつき
- 精神科においてlacosamideが使える場面と副作用
堀之内 徹
- Perampanelの適応,適応外使用,副作用
西田 拓司
シリーズ
臨床に役立つ基礎薬理学の用語解説
第44回