月刊
臨床精神薬理 第26巻08号
2023年08月
《今月の特集:知っておきたい! ときどき遭遇する精神疾患の治療》
まれで治療のエビデンスの少ない精神疾患の診断と治療について注意すべきこととは?
まれで治療のエビデンスが少ない精神疾患(統合失調型パーソナリティ障害、精神病発症危険状態、気分循環性障害、身体醜形障害、ため込み症、抜毛症・皮膚むしり症、解離性同一性症、解離性健忘、離人感・現実感喪失症、悪夢障害)に遭遇した場合どのように対応すればよいのか、その診断と治療について知っておくべきことを解説した特集。
ISBN:978-4-7911-5310-7
【展望】
- まれで治療のエビデンスの少ない精神疾患の治療について
近藤 毅
【特集】知っておきたい! ときどき遭遇する精神疾患の治療
- 統合失調型パーソナリティ障害の治療
林 直樹
- 精神病発症危険状態(ARMS)への介入と諸問題
田形 弘実,根本 隆洋
- 気分循環性障害のと治療
竹林 実
- 身体醜形障害の病態・診断と現在の治療
松永 寿人
- ためこみ症の病態とその治療
松尾 陽,中尾 智博
- 抜毛症・皮膚むしり症の治療
宇佐美政英
- 解離性同一性症の治療
野間 俊一
- 解離性健忘の薬物療法──通常の外来で医師が心がける3つのこと
吉益 晴夫
- 離人感・現実感喪失症の治療
柴山 雅俊
- 悪夢障害とその治療
金子 宜之,鈴木 正泰
シリーズ
臨床に役立つ基礎薬理学の用語解説
第46回
- APC(Adenomatous polyposis coli)
南 雅文