コ・クリエイティブ交流分析
関わりと分かち合いに基づく最新の交流分析
新たな対話的で共同創造的な交流分析の最新形態がここに。──コ・クリエイティブ交流分析は、個人の心理学にとどまらず、社会構成主義の視点からクライアントとの共感的対話を追究する。創始者エリック・バーンの理論の限界を乗り越え、関係性や相互性を重視した新たな手法を提案。本書で著者らは過去15年間にわたる理論と実践の発展を示し、また他の交流分析理論の寄稿者らとの共感と批判的な対話によって、この進化した交流分析の革新的なアプローチを明らかにする。心理療法、カウンセリング、コーチングの分野に携わる人にとって必読の書である。
キース・テューダー、
グレーム・サマーズ 編著
江花昭一 訳
定価 3,850 円(本体3,500円 + 税) A5判 並製 420頁
ISBN978-4-7911-1119-0〔2023〕
Contents
第1章 コ・クリエイティブ交流分析
第2章 新心理:統合する〈アダルト〉の自我状態
第3章 「新心理:統合する〈アダルト〉の自我状態」に対する応答と再応答
第4章 動的な諸自我状態:意識的なパターンだけでない,非意識的なパターンや無意識的なパターンの重要性
第5章 「動的な諸自我状態」に対する応答と再応答
第6章 共感: コ・クリエイティブの視点
第7章 「共感:コ・クリエイティブの視点」への応答と再応答
第8章 コ・クリエイティブな寄稿
第9章 「コ・クリエイティブな寄稿」への応答
第10章 意味,展開,そして可能性
関連書