境界性人格障害=BPD(2003)(品切れ)
はれものにさわるような毎日をすごしている方々へ
境界性人格障害をもつ人のまわりには、 彼らの行為に困惑し、 苦痛に耐えながら日々を過ごしている人が大勢います。 本書は、 臨床医をはじめ家族や友人の方々が、 そのような行為に振り回されずに彼らと付き合うにはどうすればよいか、 その対処方法を、 たくさんの体験談を交えながら、 わかりやすく、 具体的に説明したものです。
P.T.メイソン、ランディ・クリーガー 著 荒井秀樹、野村祐子、束原美和子 訳
定価 3,080 円(本体2,800円 + 税) A5判 並製 352頁
ISBN978-4-7911-0498-7〔2003〕
Contents
まえがき
謝 辞
序:親しいけれどよくわからない人々:本書ができるまで
- 第 I 部 境界性人格障害の行動を理解すること
- 第1章 はれものにさわるようにしながら相手と付き合うこと:あなたが大切に思う人は境界性人格障害でしょうか?
第2章 ボーダーラインの人の内的世界:境界性人格障害の定義
第3章 混沌の意味を知ること:ボーダーラインの人の行動の理解
第4章 圧力鍋の中で暮らすこと:ボーダーラインの人の行動があなたに及ぼす影響
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第 II 部 自分自身の人生のコントロールを取り戻すこと
- 第5章 自分自身を変化させること
第6章 自分の置かれている状況を理解すること:境界線を引くこと,スキルを高めること
第7章 自信をもってはっきりとあなたの要求を主張すること
第8章 緊急時の対策を持つこと
第9章 子どもをボーダーラインの人の行動から保護すること
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第III部 特別な問題を解決すること
- 第10章 次に厄介なことが起こるのを待つこと:あなたの子どもがボーダーラインだったら
第11章 嘘,噂,言いがかり:事実をねじ曲げる作戦
第12章 それで,いま何をすればいいの?その人との関係に関して決断すること
付録
- A 境界性人格障害の原因と治療
B 境界性人格障害をもつノン・ボーダーラインの人たちへのヒント
C 臨床医への対処法の提案
参考文献
訳者あとがき