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松沢病院 院長日記 (2004) 品切れ

松沢病院 院長日記
20年以上勤めた大学病院から、還暦にして都立松沢病院院長に就任し東京都の職員となった筆者。必ずしも広く知られていない病院の日常活動、東京都の精神科医療の実情、歴史に残る患者さん、東京府癲狂院時代から松沢病院に至るまでのエピソードなど、筆者が6年半の在職中に感じたこと、知り得たことをエッセイ的に書き下ろした。また、写真などもおりまぜわかりやすく綴った歴史に残る1冊
風祭元著
定価 3,080 円(本体2,800円 + 税) A5判 上製 252頁
ISBN978-4-7911-0534-2〔2004〕
品切れ
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Contents
I.東京都立松沢病院院長となる
一、帝京大学教授から松沢病院院長に
二、辞令交付と初出勤
三、東京都立松沢病院の沿革と現状
四、キンモクセイ薫る病院の自然
五、院長就任直後の大事件
六、病院長の初仕事いろいろ

II.精神科医療と松沢病院の歴史
一、わが国の精神科医療のあけぼの
二、江戸時代以前の狂気観と処遇
三、仏教系の精神病者保護施設
四、精神病者の収容保護施設
五、欧州精神医学の導入と明治期の精神科病院
六、東京府癲狂院と東京府巣鴨病院
七、松沢病院の創立・発展・停滞
八、太平洋戦争後の松沢病院

III.松沢病院とはどんなところか――その現状
一、松沢病院は東京都の事業所
二、松沢病院の概要
三、松沢病院の各病棟と医療
四、松沢病院の外来・社会復帰施設など
五、松沢病院のモニュメントなど

IV.松沢病院に働く人々
一、松沢病院の昔の医師
二、松沢病院の看護者
三、昭和四十年代以後の医師と勤務の実態
四、病棟担当医と看護師(婦)長
五、医師以外の職員

V.入院患者さん(その1)
一、芦原金次郎氏(芦原将軍)
二、戦時中を生き抜いた「お嬢さん」
三、白系ロシア人キターエフ氏
四、狂犬病予防注射後遺症の一生
五、佐川一政氏

VI.入院患者さん(その2)
一、外国人の入院患者さん
二、突然に記憶をなくした人
三、精神病と感染症の谷間――エイズ脳症
四、ヘロイン中毒の患者さん
五、触法精神障害の患者さん
六、その他の入院患者さん

VII.松沢病院歳時記
一、病院の定例行事
二、都知事の病院視察
三、消防大演習と一日消防署長
四、周辺の人々と病院との関係

VIII.院長生活のいろいろ
一、患者さんの自殺とその予防
二、文才のある患者さん
三、院長宛ての手紙いろいろ
四、司法精神鑑定
五、不成功だったサンタンヌ病院との提携
六、在職中の事件いろいろ
七、外国人の訪問と見学
八、外国学会への出席
九、哀悼・堀田直樹副院長

IX.松沢病院の問題点と将来
一、松沢病院の問題点
二、公立病院としての限界と欠点
三、これからの松沢病院とわが国の精神科医療

松沢病院年表  

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