20年以上勤めた大学病院から、還暦にして都立松沢病院院長に就任し東京都の職員となった筆者。必ずしも広く知られていない病院の日常活動、東京都の精神科医療の実情、歴史に残る患者さん、東京府癲狂院時代から松沢病院に至るまでのエピソードなど、筆者が6年半の在職中に感じたこと、知り得たことをエッセイ的に書き下ろした。また、写真などもおりまぜわかりやすく綴った歴史に残る1冊
風祭元著
定価
3,080 円(本体2,800円 + 税) A5判 上製 252頁
ISBN978-4-7911-0534-2〔2004〕