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認知療法実践ガイド:基礎から応用まで(2004)(品切れ)

-ジュディス・ベックの認知療法テキスト-

認知療法実践ガイド:基礎から応用まで
メンタルヘルスに関わる人々の、認知療法を習得したいという熱意は高まる一方である。本書は、認知療法の第一人者が長年の臨床経験から作り上げた実践的テキスト。数ある認知療法の学習書のうち最も内容の完成度が高いと評価されている。ある一人の「理想的な」患者――単一エピソードによる抑うつ患者――との事例を通して、「標準的な」認知療法の進め方を具体的にわかりやすく例示してくれる。これから認知療法を始めようとする人、さらなるスキルアップを目指す専門家のための決定版ガイド!
J.S.ベック著 伊藤絵美、神村栄一、藤澤大介訳
定価 4,290 円(本体3,900円 + 税) A5判 並製 464頁
ISBN978-4-7911-0546-5〔2004〕
品切れ
アマゾン楽天三省堂紀伊國屋


Contents
第1章:はじめに
1-1 認知療法家としての成長
1-2 本書の活用法

第2章:認知的概念化
2-1 認知モデル
2-2 信念
2-3 構え,ルール,思いこみ
2-4 自動思考と行動との関係
2-5 事例
2-6 要約

第3章:初回セッションの構造
3-1 初回セッションにおける目標と構造
3-2 アジェンダを設定する
3-3 気分をチェックする
3-4 患者が現在抱える諸問題を把握し,目標を設定する
3-5 認知モデルについて心理教育を行う
3-6 治療に対する期待
3-7 障害について心理教育を行う
3-8 セッション全体をまとめ,ホームワークを設定する
3-9 患者からフィードバックを引き出す
3-10 要約

第4章:第2 セッションとそれ以降:その構造と形式
4-1 現状を簡単に把握し,気分(と薬物使用)をチェックする
4-2 前セッションからの橋渡し作業をする
4-3 アジェンダを設定する
4-4 ホームワークを検討する
4-5 アジェンダについて話し合う。ホームワークを新たに設定する。
  まとめの作業を定期的に行う
4-6 セッション全体をまとめ,患者からのフィードバックを引き出す
4-7 第3セッション以降

第5章:治療セッションを構造化する際の諸問題
5-1 簡単な現状の把握
5-2 気分のチェック
5-3 前セッションからの橋渡し作業
5-4 アジェンダの設定
5-5 ホームワークを検討する
5-6 アジェンダの各項目について話し合う
5-7 新たなホームワークを設定する
5-8 セッションの全体をまとめる
5-9 患者からのフィードバックを引き出す
5-10 治療者自身の認知によって生じる諸問題

第6章:自動思考を把握する
6-1 自動思考の特徴
6-2 自動思考について,患者に説明する
6-3 自動思考を引き出す
6-4 問題状況を同定する
6-5 自動思考と解釈を区別する
6-6 有用な自動思考とそうでない自動思考とを区別する
6-7 会話に埋め込まれた自動思考を同定する
6-8 電文体や質問体の思考形式を変換する
6-9 自動思考の把握の仕方を患者に教える

第7章:感情を把握する
7-1 自動思考と感情を区別する
7-2 さまざまな感情を区別することの重要性
7-3 感情のラベルづけにおいて生じる問題
7-4 感情の強度を評定するにあたっての問題
7-5 治療の指針として,感情の強度を活用する

第8章:自動思考を検討する
8-1 ある特定の自動思考に焦点づけするか否かを判断する
8-2 ある特定の自動思考に焦点づけする
8-3 自動思考を検討するための質問をする
8-4 別の見方を探す質問を活用する
8-5 認知の歪みを同定する
8-6 自動思考の有用性を評価するための質問をする
8-7 自動思考を検討し,結果をさらに検討する
8-8 自動思考の検討が効果的でなかった場合の概念化

第9章:自動思考に対応する
9-1 非機能的思考記録表
9-2 非機能的思考記録表を活用するよう,患者を動機づける
9-3 非機能的思考記録表の効果が不十分な場合
9-4 別のやり方で自動思考に対応する

第10章:媒介信念を同定し修正する
10-1 認知的概念化
10-2 信念の修正

第11章:中核信念
11-1 中核信念の分類
11-2 中核信念の確認
11-3 中核信念の提示
11-4 中核信念についての心理教育と成果のモニター
11-5 中核信念の修正と新しい信念を強める介入
11-6 中核信念ワークシート

第12章:その他の認知技法と行動技法
12-1 問題解決
12-2 意思決定
12-3 行動実験
12-4 活動のモニタリングと活動のスケジュール作成
12-5 注意そらしと再焦点付け
12-6 リラクセーション法
12-7 コーピングカード
12-8 段階的暴露
12-9 ロールプレイ
12-10 円グラフ法の活用
12-11 気分を高めるような自己内の比較とポジティブなつぶやきの記録

第13章:イメージ技法
13-1 イメージを同定する
13-2 イメージ技法についての心理教育を行う
13-3 自発的に浮かんでくるイメージに対処する
13-4 自発的に浮かんでくるイメージへの対処法をおさらいする
13-5 治療ツールとしてイメージを導入する方法

第14章:ホームワーク
14-1 ホームワークを設定する
14-2 ホームワークを成功させるためのコツ
14-3 ホームワークにかかわる困難を概念化する
14-4 ホームワークを見直す

第15章:終結と再発予防
15-1 初回セッションで行うこと
15-2 全治療を通じて行われること
15-3 終結が近づいたら行われること
15-4 ブースター・セッション

第16章:治療計画
16-1 大きな治療目標を立てる
16-2 セッション間にわたる治療計画を立てる
16-3 治療計画を考える
16-4 各セッションの計画を立てる
16-5 ある問題について検討するかどうかを決める
16-6 特定の障害に合わせて標準的治療を修正する

第17章:治療上の問題
17-1 問題の存在を明らかにする
17-2 問題を概念化する
17-3 行き詰まったとき
17-4 治療上の問題を解決する

第18章:認知療法家としての進歩
付録A:事例要約ワークシート
付録B:治療者のための認知療法文献リスト(英文)
付録C:患者(と治療者)のための認知療法文献リスト(英文)
付録D:認知療法のリソース(英文)

日本語版付録ツール
非機能的思考記録表(DTR)
認知的概念図
中核信念ワークシート
問題解決ワークシート
参考文献
認知療法関連日本語文献リスト
訳者あとがき
索引

スキーマ療法入門

伊藤絵美 編著、津髙京子、大泉久子、森本雅理 著

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