スキーマ療法入門
理論と事例で学ぶスキーマ療法の基礎と応用
伊藤絵美が書き下ろす渾身の入門書。
本書を通して、伊藤絵美と共に学び、実践する仲間になる。
スキーマ療法とは,米国の臨床心理学者ジェフリー・ヤングが提唱した認知行動療法(CBT)の発展型である。認知の中でもより深いレベルにあるスキーマ(認知構造)に焦点を当て、CBTを中心に力動的アプローチほか非常に統合的な心理療法を組み合わせてスキーマ療法を成した。本書は入門テキストと事例集の二部構成となっており、特に日本でスキーマ療法を習得し、治療や援助に使いたいという方に向けて書かれた待望の書である。
伊藤絵美 編著
津髙京子、
大泉久子、
森本雅理 著
定価 3,080 円(本体2,800円 + 税) A5判 並製 400頁
ISBN978-4-7911-0854-1〔2013〕
Contents
第 I 部 スキーマ療法入門
第1章 筆者とスキーマ療法との出会いとその後
第2章 スキーマ療法の理論とモデル
第3章 スキーマ療法の進め方
第4章 スキーマ療法のセラピストになるには
第5章 スキーマ療法のエビデンスと今後の展開
第 II 部 事例で学ぶスキーマ療法
第6章 事例1:境界性パーソナリティ障害を持つクライアントと行ったスキーマ療法
第7章 事例2:社会適応は良好だが生きづらさを抱えるクライアントとのスキーマ療法
第8章 事例3:発達障害傾向のある女性とのスキーマ療法
第9章 陪席者から見たスキーマ療法
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