暴力のリスクアセスメント
精神障害と暴力に関するマッカーサー研究から
この数十年間で、精神障害の診断と治療は大きな進歩を遂げてきたが、精神病患者は暴力的であるという考えは根強く残っている。本書は、マッカーサー暴力リスクアセスメント研究を中心に、暴力リスクファクターに関する最新研究をレビューし、予防の第一歩である暴力の予測について検討。リスクアセスメントの正確さ・効率の向上を図る臨床ツールを提示する。
J・モナハン、
H・J・ステッドマン、
E・シルヴァー、
P・S・アッペルバウムP・C・ロビンス、
E・P・マルヴェイ、
L・H・ロス、
T・グリッソ、
S・バンクス 著
安藤久美子、
中澤佳奈子 訳
定価 3,080 円(本体2,800円 + 税) A5判 上製 220頁
ISBN978-4-7911-0781-0〔2011〕
Contents
第1章 暴力リスクアセスメント:法と科学
第2章 地域社会における患者の暴力
第3章 「犯罪学的」リスクファクターの検証
第4章 「臨床的」リスクファクターの検証
第5章 リスクアセスメントのカスタマイズ
第6章 最良のリスク予測のためにカスタマイズされたリスクアセスメントの組合せ
第7章 暴力と臨床医:リスクのアセスメントとマネージメント
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