アルコール・薬物依存症の再発予防ガイド
ソブラエティを生きる
再発を繰り返し、自分を責め続けるアルコール・薬物依存症患者は、回復への希望を持つことができるだろうか。本書は、認知行動療法と12ステップ・プログラムの良さを組み合わせた「CENAPSモデル」を紹介する。再発に至る警告サインに自ら気づいて具体的に対処する力を育み、回復の維持を目指す再発予防プログラムである。アメリカ国立薬物乱用研究所(NIDA)の機関誌が、全米で最も高い評価を受けている治療アプローチの一つとして認めた本モデルを、ワークブック(別売)と併せ,多くの医療・支援機関などでご活用いただきたい。
テレンス・T・ゴースキー,
マーレーン・ミラー 著
梅野充 訳
定価 2,530 円(本体2,300円 + 税) A5判 並製 240頁
ISBN978-4-7911-0996-8〔2018〕
Contents
第I章 アディクションの再発ということ
第II章 アディクション
第III章 PAW(急性期後離脱症状)
第IV章 回復と部分的回復
第V章 回復と再発についての誤解
第VI章 再発プロセスを理解する
第VII章 再発症候群
第VIII章 再発予防プランニング
第IX章 再発症候群における家族の関わり
第X章 再発予防自助グループ
関連書