ベテラン精神科医が、総合診療医に転身!
一念発起して北海道にある穂別町で「へき地医療」を始めた著者が、日常診療で思うところをつづったエッセイ。苦労も喜びも多い日々で考える、「こころを診る・からだを診る」こと――。プライマリ・ケア医として日々格闘しながらどんな診療をしているのか、何を思うのか、つぶさに語った。
Contents
はじめに
Ⅰ.聴診器とマニュアルを携えて
Ⅱ.私はもう「精神科医じゃない」のに
Ⅲ.へき地診療所での日々
Ⅳ.私のヒヤヒヤ体験
Ⅴ.改めて考える「精神科医の伝家の宝刀」
Ⅵ.穂別でいろいろ考えたこと
Ⅶ.へき地医療に必要なこと、へき地だからできること
おわりに