序. 発病様式−進展経過−主病像から見た統合失調症の2類型とその模式図
I. 統合失調症の特異的初期症状研究を志した契機
1. 初期診断の不確実性
2. 症状構造についての反転的理解
3. 病態生理仮説の欠如
II. 初期統合失調症の臨床
1. 示説例
2. 概念
3. 性比、発病年齢、初診年齢、遺伝負因
4. 症状
5. 診断
6. 臨床類型
7. 治療
III. 補遺
1. 統合失調症の2段階病理発生仮説と抗精神病薬の作用点
2. ARMS(発症危険精神状態)批判
3. 初期統合失調症とアスペルガー症候群の共通と差異