痴呆に関する基本的な知識から介護実践の場での諸問題への対応まで、 幅広い領域において役立つ
編集:「精神科治療学」編集委員会 B5判 並製 236頁
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発刊にあたり | 新井平伊 | |
第1章 痴呆老人医療における諸問題と望まれる基本的姿勢 | ||
1. | 痴呆老人医療における諸問題と望まれる基本的姿勢 | 新井平伊 |
第2章 痴呆の診断 | ||
1. | 痴呆とは-概念と原因疾患- | 三好功峰 |
2. | 老年期痴呆を来す疾患-治療可能な痴呆を含めて- | 武田雅俊,西川 隆,篠崎和弘 他 |
3. | 痴呆の症候-中核症状と随伴症状- | 笠原洋勇 |
4. | 痴呆とまぎらわしい病態-せん妄・仮性痴呆- | 一瀬邦弘,土井永史,中村 満 他 |
5. | 痴呆の評価測度とその利用法 | 今井幸充 |
6. | 画像診断のポイント-CT, MRI- | 北村 伸 |
7. | 画像診断のポイント-SPECT- | 川勝 忍,和田 正,駒谷昭夫 |
8. | 痴呆性疾患の鑑別診断-診断検査の手順を含めて- | 小阪憲司 |
第3章 代表的な痴呆疾患および痴呆概念 | ||
1. | アルツハイマー病 | 一宮洋介 |
2. | 脳血管性痴呆 | 工藤 喬,武田雅俊 |
3. | びまん性レビー | 小体病井関栄三 |
4. | クロイツフェルト・ヤコブ病 | 川島敏郎,堂浦克美 |
5. | 「前頭葉型痴呆」および「前頭側頭型痴呆」の臨床的概念 | 有馬邦正 |
6. | 皮質下性痴呆 | 天野直二 |
7. | 最近注目されてきた新しい痴呆疾患概念 | 池田研二 |
第4章 痴呆の治療 | ||
1. | 痴呆治療のアルゴリズム-治療プランの設定- | 岩本典彦 |
2. | 痴呆症状に対する薬物療法 | 岩本典彦 |
3. | 老年期痴呆の精神療法・心理社会的アプローチ | 前田雅也,佐藤 新 |
4. | リハビリテーション療法 | 青葉安里,小野寺敦志 |
5. | 現在臨床治験中の抗痴呆薬 | 朝田 隆 |
第5章 痴呆の介護 | ||
1. | 痴呆老人への介護の基本的考え方 | 室伏君士 |
2. | 痴呆老人の介護 | 五島シズ |
3. | 痴呆性高齢者と家族への援助 | 奥川幸子 |
4. | 介護サービスの利用 | 杉澤秀博 |
5. | 「呆け老人をかかえる家族の会」の活動 | 三宅貴夫 |
6. | 介護保険制度導入の影響について | 本間 昭 |
7. | アルツハイマー病の妻の介護-在宅介護実践の場から- | 田辺昭午 |
第6章 痴呆老人の人権 | ||
1. | 判断能力と財産相続問題-医学的観点から- | 西山 詮 |
2. | 判断能力と財産相続間題-法律的観点から- | 船山泰範 |
3. | 告知とインフォームドコンセント | 宇野正威 |
4. | 治療における身体拘束と隔離 | 小澤 勲 |
第7章 関連情報 | ||
1. | 老人性痴呆疾患センター | |
2. | 呆け老人をかかえる家族の会 | |
3. | ぼけ110番 | |
4. | 老人病院情報センターのダイヤルQ2利用の情報 | |
5. | 関連書籍 |