手洗いがやめられない
記者が強迫性障害になって
ある日、突然「赤いシミ」が気になるところから、すべては始まった……。
すべてのものが汚く見えだし、手洗いやシャワーが4時間を超すことも。
現役朝日新聞記者の壮絶な「強迫性障害」体験記。
この「地獄」を支えたのは妻だった。一緒にカウンセリングを受け、見えてきたものは?
その後、良くなったと思ったら、また単身赴任生活やコロナ禍で症状が悪化。一筋縄ではいかない、このやっかいな病気。
いまも強迫性障害と闘う記者の渾身の一冊。朝日新聞「患者を生きる」連載、待望の書籍化。
佐藤陽 著
定価 1,540 円(本体1,400円 + 税) 四六判 上製 128頁
ISBN978-4-7911-1114-5〔2023〕
Contents
第1章 強迫性障害の発症
第2章 精神科クリニックへの通院
第3章 森田療法との出会い
第4章 「漢字に分度器」の中学時代
第5章 東京への転勤で悪化
第6章 妻の一言で症状改善
第7章 大学で体験を語る
第8章 単身赴任で症状悪化
第9章 僕が体験記を書こうと思ったわけ
第10章 堀越博士インタビュー
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