統合失調症のための集団認知行動療法
本書は、統合失調症の診断の着く患者に対して提供される集団認知行動療法プログラムのマニュアルである。他職種から構成される臨床現場において使用しやすいように、「心理学的介入(理論と実践)」「アセスメント」「5の実践モジュールからなる心理学的介入プログラム」で構成されている。特に「心理学的介入プログラム」では、各モジュールの概要と進行について分かりやすく解説するとともに、多彩な配布資料とワークシートを掲載しており、認知行動療法に携わる治療者には必携の書。
エマ・ウイリアムズ 著、
菊池安希子 訳・監訳
下津咲絵、
井筒節、
朝波千尋、
今村扶美、
岩﨑さやか、
佐藤さやか、
小林清香 訳
定価 3,850 円(本体3,500円 + 税) A5判 並製 240頁
ISBN978-4-7911-0689-9〔2008〕
Contents
パートI 統合失調症への心理的学介入:理論と実践
アプローチの理念
統合的なアプローチ
「統合失調症の人たち」
統合失調症の心理学的モデル
心理学的治療の利用と有効性
モジュール式アプローチ
パートII アセスメント
アプローチの理念
アセスメント尺度
パートIII 心理学的介入プログラム
モジュール1 治療への導入と準備
モジュール2 自分と「統合失調症」についての個別分析
モジュール3 陽性症状の理解とマネジメント
モジュール4 精神健康を高める
モジュール5 全体のまとめ
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