マインドフルネスで不安と向き合う
不安から自由になり、人生をとりもどす
マインドフルネスは、「今、この瞬間」の経験をありのままに受け容れて自己を思いやる気づきのスキルである。マインドフルネスを実践すると自分の不安の感情に進んで向き合えるようになり、その兆候にもいち早く気づけるようになる。著者らが開発した行動療法プログラムをもとにしたマインドフルネス練習をふだんの生活に取り入れることで、不安に絡めとられた自分の心を解放することができ、充実した人生を取りもどすことができる。本書では、マインドフルネス実践による慢性的不安への対処法を、豊富な症例とエクササイズで具体的かつ段階的にガイドする。
スーザン・M・オルシロ、
リザベス・ローマー 著
仲田昭弘 訳
定価 2,970 円(本体2,700円 + 税) A5判 並製 440頁
ISBN978-4-7911-0969-2〔2017〕
Contents
第1章 恐れと不安を理解する―感情と向き合う―
第2章 不安に妨げられていませんか?
第3章 不安との付き合い方を変える―新しい道へ踏み出そう―
第4章 マインドフルネスへのご招待―元々あなたの中にあるスキル―
第5章 マインドフルネス・スキルを育む―生活の中で優しく注意を向け始めよう―
第6章 感情と友達になろう
第7章 マインドフルネスを使って,濁ってしまった感情をきれいにする
第8章 気持ちは思わずコントロールしたくなるが,誘惑に従うと何を失うか?
第9章 アクセプタンスとウィリングネス―柔軟に新しい可能性に心をひらく―
第10章 何が大切かをはっきりさせて,方向を定める
第11章 スキルを使いこなす―コミットメント―
第12章 自分への思いやりを持とう
第13章 苦しい時期にも気持ちを開いたままで
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