月刊

精神科治療学 第04巻11号

1989年11月

• 特集にあたって
  村上靖彦

• 総説
  安永浩

• 離人症と行為的直観
  木村敏

• 離人神経症に関する一考察
  清水將之

• 分裂病の経過と離人症状
  中井久夫　山口直彦　安克昌

• 離人症の症候学的位置づけについての一試諭―二重身、異常体感、実体的意識性との関連性―
  中安信夫

• 離人症と体感異常―青春期分裂性精神病の臨床より―
  小波藏安勝

• 周期性精神病における身体－心理－社会学的検討
  向井泰二郎　山口健也　山畑裕　他

• 男性の真性神経性食思不振症と二次性神経性食思不振症
  鈴木繁　八代るり子　武田隆綱　他

• 正常体重性過食症の戦略的家族療法
  緒方明　村上良慈　久野武則　他

• Restless legs syndromeを呈したパーキンソン病患者のプロプラノロールによる治療
  山本芳成　堀口淳

〔ケースカンファランス〕

• 絶望から自立への模索―てんかんを伴った精神発達遅滞者の1例から―
  岩井圭司　吉田貴子　田中究　他

〔私と処方〕

森温理

〔Semiologie　23〕

• 第(II)部　異常体験
  濱田秀伯

〔図説〕

• CT読影：急性phenytoin中毒により著明な小脳萎縮を来した1例
  榎田雅夫　松岡孝裕　樋口輝彦

〔卒後教育　23〕

• 神経心理学　11―小児の失語症―
  三村将　鹿島晴雄

• 《精神薬理》 D-1,D-2ドパミン受容体と動物行動―最近の文献から―
  加沢鉄士