月刊

精神科治療学 第06巻01号

1991年01月

　定価 2,767 円（本体 2,515 円 + 税）

• 特集にあたって
  小島卓也

• 精神病患者にとって向精神薬の副作用の意味‐患者にとって副作用とは何か‐
  藤原利勝

• アカシジアの診断と治療‐とくに精神症状との関係について‐
  八木剛平、稲田俊也、神庭重信

• 抗精神病薬による遅発性錐体外路症状の診断と治療
  西川正

• 向精神薬による過鎮静・抑うつ状態‐post-psychotic depression・残遺状態との鑑別‐
  越野好文

• 坑うつ薬による錐体外路症状
  高橋明比古、村崎光邦

• Rapid cyclerにおける病相発現リズムの検討
  水川六郎、挾間秀文、津嶋譲治　他

• 向精神薬とRestless legs syndrome‐A case report and review‐
  寺尾岳、吉村玲児、安松信嘉　他

• 精神科臨床における自殺‐自験例を中心にして
  関根義夫

〔治療覚書〕

• マラリヤ発熱療法と進行麻痺
  保崎秀夫

〔ケースカンファランス〕

• 子どもの強迫症状と分裂病
  鈴木茂、武井陽一、斉藤孝和　他

〔図説〕

• EEG：びまん性軸索損傷(diffuse axonal injury)の脳波
  松浦雅人、周秋平、富田博樹

〔卒後教育　精神科医が遭遇しやすい身体疾患　6〕

• 糖尿病
  井垣直哉、老籾宗忠、春日雅人

〔卒後教育　精神科医が遭遇しやすい身体疾患　7〕

• 皮膚疾患のみたて　2‐中年以降にみられる水疱性皮膚疾患、特に自己免疫性水疱性疾患について‐
  山田裕道、高森建二

〔卒後教育　判例にみる精神科医療遼誤　13〕

• パーキンソン症候群患者の入院中の転倒骨折事故
  深谷翼

〔海外文献ジャーナルクラブ〕

• 《精神分裂病》 分裂病における生物学的・心理社会的因子の共同作用に関するモデル構想
  池沢良郎