月刊

精神科治療学 第06巻06号

1991年06月

• 特集にあたって
  市橋秀夫

• 双極性感情障害の診断と治療について
  奥寺崇　樋口輝彦

• 発達障害
  栗田広

• 向精神薬による副作用
  上島国利　櫻木章司

• 意識障害の早期診断と治療計画
  西村浩　笠原洋勇

• うつ病の早期診断とその対応
  永田俊彦　荒井稔

• 東京下町の精神科診療所に通院する分裂病者に関する研究‐策3報「回復スケール」を用いた回復評価‐
  尾崎新　三宅由子　重松敏子　他

• ある総合病院における他科入院患者の自殺について
  堀川直史　山崎友子　星真由美　他

• Panic disorderの症状進展メカニズムと治療法の選択について
  坂本暢典　岩橋正人　福島淳

• 妄想体系が確立し精神的安定が得られた慢性分裂病の1症例‐向精神薬の病像変遷に与える影響について‐
  足立直人　武川吉和　明石俊雄

• 皮膚寄生虫妄想を呈したてんかん精神病の1例
  原純夫　武井茂樹

• 特発性血小板減少性紫斑病の治療中に幻覚妄想状態、悪性症候群、通過症候群を呈した一例
  吉田充孝　切池信夫　池谷俊哉　他

• Indeloxazineが著効を示した老年うつ病の3症例
  野村総一郎

〔ケースカンファランス〕

• 強迫性障害(強迫神経症)患者の診断手順と治療可能性をめぐって
  白波瀬丈一郎　深津千賀子　久保田幹子　他

〔卒後教青　判例にみる精神科医療過誤　18〕

• 措置入院患者の自殺と医師の責任
  深谷翼

〔海外文献ジャーナルクラブ〕

• 双極性感情障害
  渡辺昭彦