月刊

精神科治療学 第06巻08号

1991年08月

• 特集にあたって
  上島国利

• 生物学的精神医学・最近の動向
  遠藤俊吉

• 精神分裂病の生物学的研究の進展‐病態についての新たな仮説‐
  金野滋

• 気分障害―最近の生物学的研究と病因論
  野村総一郎

• 睡眠覚醒障害‐新しい国際分類、うつ病の睡眠、概日リズム性睡眠障害
  高橋康郎

• 神経伝達物質・受容体・精神内分泌学
  中河原通夫

• てんかん患者の発作に対する態度―意識障害のない回旋発作を通して
  里村淳、八木和一

• うつ病と心身症の関係について‐自験例に基づく臨床精神医学的検討‐
  山崎友子

• 二つの妄想世界を体験した覚醒剤精神病の一例
  金澤彰、兵頭一嘉

• 総合外来精神医学に関する調査研究‐Ⅱ‐精神科医師に照会されなかった精神障害例の検討と問題点‐
  武市昌士、佐藤武、木村幸登

〔ケースカンファランス〕

• 初老期を迎えた分裂病者の長期入院をめぐって
  永安茂雄、見野耕一、田中究　他

〔卒後教育　判例にみる精神科医療過誤　20〕

• 入院うつ病患者の許可外出時の自殺と病院の責任
  深谷翼

• 《恐慌性障害》 Panic Disorder―長期治療の戦略
  田島治　上島国利