月刊

精神科治療学 第06巻09号

1991年09月

• 特集にあたって
  樋口輝彦

• 躁うつ病仮説の現況
  融道男、山田佐登留

• 躁うつ病研究の軌跡①抗うつ薬の薬理学的研究の立場から―セロトニン系の研究を中心に―
  山脇成人、早川浩

• 躁うつ病研究の軌跡②生体成分研究の立場から
  南海昌博、山田佐登留

• 躁うつ病研究の軌跡③精神病理学研究の立場から
  坂本暢典

• 躁うつ病の薬物治療学①未解決問題への試みの解答
  神庭重信

• 躁うつ病の薬物治療学②気分安定薬の現況
  樋口輝彦

• アルコール依存を伴った慢性疼痛症例の治療―慢性疼痛の病理とアルコール依存―
  妹尾栄一、佐々木直、福本修

• 高齢者の境界性人格障害の一例における臨床的考察
  篠崎徹、笠原洋勇、菅真里　他

• クロミフェン療法が著効を示した思春期周期性精神病の一例―内分泌学的所見を中心に―
  樋口英二郎、中山和彦、遠藤拓郎　他

〔ケースカンファランス〕

• 慢性随意性肩関節脱臼患者の精神科コンサルテーション
  皆川邦直、小川清久、守屋直樹

〔図説EEG〕

• アルツハイマー型痴呆患者の継時的脳波変化
  太田克也、吉野誠、恩田寛　他

〔抗うつ薬の過去・現在・未来〕

• 1　イミプラミンの発見―抗うつ療法の歴史におけるその意義―
  八木剛平

〔卒後教育　判例にみる精神科医療過誤　21〕

• 保護室に収容中の患者の失火による死亡と病院の責任
  深谷翼

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• 《注意欠陥多動障害》 多動児の長期予後：総説
  栗田広