月刊

精神科治療学 第06巻11号

1991年11月

• 特集にあたって
  笠原洋勇

• 異常行動からみた老年精神疾患の鑑別
  橋詰宏　池田久男

• 異常行動と幻覚妄想状態
  山田通夫　平野均　兼行浩史　他

• 異常行動と痴呆状態
  新井平伊

• 高齢者の薬物による異常行動
  笠原洋勇　篠崎徹

• ストレスを発症の誘因とし、クロナゼパムにより改善されたREM睡眠時行動障害の2症例
  谷口充孝　杉田義郎　立花直子　他

• 難治性抑うつ状態の経過中に原発性副甲状腺機能亢進症が発見された一症例
  小田切佐代子　小泉典章　吉田朋孝　他

• デイケア活動場面におけるモデリング
  池内慶公　千原精志郎　本田山郁子　他

• 一精神科医の内科研修体験―精神科医にとっての内科研修の意義について―
  原田誠一

• Clonazepam potentiation：クロナゼパム追加が著効を示した三環系抗うつ剤抵抗性うつ病の2例 古川壽亮
  

• 総合外来精神医学に関する調査研究‐Ⅳ―民間療法の実態(1)― 武市昌士　佐藤武
  

〔ケースカンファランス〕

• ある自閉患者の治療
  平本憲孝　岩井圭司　宮崎隆吉　他

〔図説〕

• CT読影：広範な脳内石灰沈着を示した特発性副甲状腺機能低下症の1例
  榎田雅夫　山内俊雄

〔抗うつ薬の過去・現在・未来〕

• 3　第二世代の抗うつ薬と四環系抗うつ薬
  立山萬里　徳野基晴

〔卒後教育　判例にみる精神科医療過誤　23〕

• 入院患者の無断外出中の溺死事故と医師の責任
  深谷翼

• 《精神分析》 投影性同一視について
  永田貴美子