月刊

精神科治療学 第08巻09号

1993年09月

　定価 2,937 円（本体 2,670 円 + 税）　

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• 特集にあたって
  中安信夫

• 分裂病者と会うときに
  成田善弘

• 「妄想はあるのか?」‐分裂病者現象に対する「不自然な自然な問い」とそれへの回答
  松尾正

• 力点の移動した分裂病の精神療法をめぐって
  牛島定信

• 診療における分裂病概念と病者の「私」
  佐藤光源

• 精神分裂病治療と生活の質
  大月三郎

• 薬物療法の標的と指標
  八木剛平　神庭重信　稲田俊也

• 分裂病治療を単純化する一、二の方法
  井上新平

• 分裂病者のリハビリテーションの意義
  東雄司

• リハビリテーション過程における精神分裂病治療の標的と指標
  村田信男

• 母親に身体接触を示す分裂病患者について‐臨床特徴、両親像、 身体接触の出現時期と経過、治療に関する検討
  伊藤陽　田村絹代　茂野良一　他

• 摂食障害の過食と嘔吐に対するMazindolの試み
  酒井和夫　田中速　小田 晋

• 頭部への低電圧パルス通電によりパーキンソン症状の改善をみた脳血管性パーキンソン症候群の一例
  樋口久　三島和夫　鎌田光宏　他

• 悪性症候群におけるけいれん発作とその発現率‐自験例34例中2例の経験から
  秋元勇治

〔治療覚書〕

• 分裂病治療の経験‐病棟・患者・看護スタッフ・医師のこと
  星野 弘

〔ケースカンファランス〕

• 「芯」の抜けているかのような症例、その「芯」とは?
  小河原尚泰　鈴木國文　村上靖彦

〔図説EEG〕

• 抗精神病薬服用中の慢性分裂病患者の脳波にみられる棘徐波複合について
  松浦雅人　大倉勇史　吉野誠　他

〔卒後教育〕

• 精神科医に必要な「リハビリテーション」の知識(1)リハビリテーションの目標、障害の構造、そして医師の役割
  水島繁美

• 《パニック・ディスオーダー》薬物に反応する2つの不安症候群について
  野崎伸次　宮岡等