月刊

精神科治療学 第09巻06号

1994年06月

　定価 2,937 円（本体 2,670 円 + 税）　

• 特集にあたって
  市橋秀夫

• 児童精神医学入門　総論
  若林愼一郎

• 児童期の神経症
  神尾陽子　石坂好樹

• 発達障害‐総論‐
  栗田広

• 発達障害‐精神遅滞‐
  末光茂

• 発達障害‐広汎性発達障害(自閉症)‐
  小林隆児

• 発達障害‐特異的発達障害(学習障害)‐
  中根晃　海老島宏

• 注意欠損多動性障害
  星野仁彦

• 行為障害
  廿楽昌子

• 精神病性‐分裂病様障害
  坂口正道

• 児童の気分障害
  本城秀次

• てんかんのphenytoin高血清濃度下の治療
  渡辺全朗　久郷敏明　赤田幸平　他

• 中年女性の幻覚妄想症の発症と治療‐彼女たちの「密やかなる不全感」をめぐって‐
  松野敏行　田中俊孝　梅末正裕　他

• 精神療法的接近が有効であった慢性疲労症候群の一症例
  米田一志　佐藤倫明　舩阪和彦

• 月経周期に伴う躁うつ病相を繰り返し結合型エストロゲンが再発防止に有効であった一女性例
  飯高哲也

• 縁起恐怖を呈した強迫神経症患者への行動療法‐行動療法治療初心者の経験‐…
  田中和宏　中川彰子　中島勝秀

• 中年期に昏迷状態を呈して発症した歯状核赤核淡蒼球視床下核萎症(DRPLA)の疑われる1例
  竹林実　林輝男　河相和昭　他

〔ケースカンファランス〕

• 青年期の感情障害の一例
  皆川邦直　守屋直樹　橋本元秀　他

〔図説MRI〕

• MRIのpitfall‐頭痛を主訴として来院し、MRI撮像前に亜急性の経過で死亡した1例から‐
  秀野武彦

〔卒後教育〕

• 精神科医に必要な「リハビリテーション」の知識(10)老人のリハビリテーション
  水島繁美

• 《パニック障害》パニック障害に対するalprazolamまたはclonazepamによる急性期治寮後の長期治療結果
  村岡満太郎　山脇成人