月刊

精神科治療学 第10巻02号

1995年02月

　定価 2,937 円（本体 2,670 円 + 税）　

• 解離・多重人格のメカニズム
  西岡和郎　笠原嘉

• 児童・思春期のヒステリー再考
  渡辺昭彦　市橋秀夫

• 自己危急反応の症状スペクトラム‐運動暴発，擬死反射，転換症，解離症，離人症の統合的理解‐
  中安信夫　関由賀子

• ヒステリー再考‐心的外傷も心的現実も‐
  皆川邦直

• 精神科入院治療における攻撃的行動
  土屋賢治　岩波明　山科満　他

• 双極性障害における集団療法の試み
  加藤忠史　高橋良斉　高橋三郎

• 分裂病患者家族に対する「心理教育的家族グループ」のこころみ
  植木啓文　高井昭裕　Michael Szukaj

• 日本語版Inventory to Diagnose DepressionIDDの信頼性と妥当性の検討‐自己記入式調査表による大うつ病診断
  上原徹　坂戸薫　佐藤哲哉　他

• カルバマゼピンと向精神薬の長期併用時に心機能に異常を来した症例
  岩橋和彦　宮武良輔　洲脇寛　他

• 多彩な精神症状を呈した若年性パーキンソニズムの１例
  久賀谷亮　石田百合　横田則夫　他

• LDから行為障害を引き起こした高校生に対する家族療法
  赤塚公生

• 不十分なペニシリン治療により症状が再燃した進行麻痺の１例
  星越活彦　市川正浩

〔ケースカンファランス〕

• 寛解過程で再度昏迷を呈した２例
  戸田和宏　日野良一　幸地芳郎　他

〔図説MRI〕

• Wallenberg症候群のMRI
  秀野武彦

• 《解離性障害》 解離状態‐ある症例の38年後の状況について‐
  金田弘幸　安克昌