月刊

精神科治療学 第11巻10号

1996年10月

• 攻撃行動の社会心理学
  福島章

• 自殺の危険性の評価
  高橋祥友

• 精神科患者の暴力への対処
  中谷真樹　安克昌

• 触法精神障害者の法的処遇とその問題点
  山上皓

• 触法行為の予防への一視点‐分裂病の症例について‐
  中谷陽二

• 非定型的神経性食思不振症を呈した自閉症児の一例
  原田謙　金子稔　松本功　他

• 抗ウィルス剤ganciclovirが原因として考えられたせん妄の一例
  小森薫　楠和憲　中村眞　他

• Neuropathic Painにcarbamazepineの投与が有効であった下咽頭癌の一症例
  松岡豊　加賀谷有行　福江真由美　他

• Bromocriptine投与が有効であった遷延性うつ病の1例
  平山壮一郎　藤川徳美　本橋伸高　他

• 四国地方におけるボルナ病ウィルス（BDV）感染と精神分裂病との関連に関する疫学的調査（Part (1)‐臨床経過の検討）
  岩橋和彦　渡辺全朗　中村和彦　他

• 井本浩之著「長期『非告知』投薬例の報告」を読んで
  皆川邦直

〔ケースカンファランス〕

• 中断に至った吃音者の精神療法
  南淳三　鈴木國文　小川豊昭　他

〔精神科医のためのくすりの時間〕

• 《薬品情報》知っておきたい精神科処方上の注意点
  清野敏一　小滝一　澤田康文　他

• 《トピックス》 Risperidoneの副作用・相互作用‐最近の報告‐
  小滝一　宇津野恭子　伊賀立二

• 《精神薬理学》ベンゾジアゼピンによる治療の実情
  田所千代子　上島国利

• 《精神薬理学》セロトニン・ドパミン相互作用と精神分裂病に対するその重要性
  翻訳：Trevor Murphy，監訳：藤井康男　宮田量治