月刊

精神科治療学 第12巻06号

1997年06月

• 精神分裂病の脳の形態的変化・機能的変化と生物学的仮説
  大久保善朗

• ハイリスク研究と双生児研究の示唆
  岡崎祐士

• 分裂病の成因は薬理・生化学的アプローチから解明されるか
  西川徹　海野麻未　梶井靖　他

• 精神分裂病動物モデルの有効性と限界
  秋山一文

• 事象関連電位による精神分裂病の認知障害へのアプローチ
  古賀良彦

• 精神分裂病の生物学的，遺伝的マーカーは存在するか？
  松島英介

• 精神分裂病の異種性をどう考えるか
  小島卓也

• 性腺系の異常と精神分裂病発症との関連性
  八田耕太郎　中村裕之　米澤洋介

• 精神障害者の就労活動・就労援助について
  佐々木千鶴子　皆川邦直　三宅由子　他

• 過食症におけるアミノ酸分画と抑うつ症状の関連について‐神経性食欲不振症および健常者との比較‐
  水野義陽　水島典明

• Mosapramine（Cremin（R））の実地臨床場面での検討‐新鮮例と慢性例の比較を中心に‐
  那須敏雄　丸山弘毅

〔ケースカンファランス〕

• 不登校生徒の精神療法とエディプスコンプレックス
  遠藤幸彦　守屋直樹　皆川邦直

〔てんかん治療の覚書(６)〕

• 治療の開始と終結
  久郷敏明

• 「診断と誤診の問題」(久郷敏明著)
  品川秀夫

• 画像研究の最近の進歩‐PETによる精神分裂病のドーパミンD1およびD2受容体の研究‐
  大久保善朗
• CHEC-TIE
  箕輪良行

• インテグレイテッドメンタルヘルスケア：病院と地域の統合をめざして
  井上新平

• 《トピックス》Risperidoneの副作用・相互作用（２）‐最近の報告‐
  小滝 一　福田直子　伊賀立二

• 《自 殺》 悪性の疎外化‐好かれるのが難しい患者の危険‐
  土門祐二