月刊

精神科治療学 第13巻05号

1998年05月

【特集】 向精神薬の選択・変更・減量の実際　(I)

• 特集にあたって
  笠原洋勇

• 精神分裂病圏の患者における薬物の選択・変更・減量
  風祭元

• 分裂病圏の薬物使用
  山下格

• 初発・外来の分裂病患者に対する薬物療法
  中安信夫

• 気分障害の薬物療法における薬剤選択の実際
  多田幸司　小島卓也

• 躁うつ病圏の薬物療法の実際
  村崎光邦

• 逃避型抑うつと妄想性うつ病
  広瀬徹也

• 神経症圏の薬物療法‐精神療法との併存を考慮して‐
  鈴木國文

• 解離性同一性障害の薬物療法
  安克昌

• 不安障害，強迫性障害，未熟な人格障害
  西園昌久

• 老年期精神障害患者の外来診療と薬物療法の実際
  今井幸充　長谷川洋

• 状態別薬物治療
  宮永和夫

• 痴呆性疾患の薬物療法
  木村通宏　朝田隆

【症例報告】

• Interferon投与中にけいれん発作を生じたが，Valproate併用により治療を終了できたB型慢性肝炎の一例
  和田健　山田了士　黒田重利　他

• 総合感冒薬の投与によりlithium中毒が疑われた１症例
  谷川真道　西嶋康一　鎌田芳郎　他

【資　料】

• 精神疾患と身体疾患の合併例に対するリエゾン診療の現状‐一般病棟における対処困難例について‐
  狩野正之　宮永和夫

【私の臨床経験】

• 分裂病者に対する個人的作業療法を基点としたリハビリテーション
  大田卓生　三善富士雄

【連載】

〔ケースカンファランス〕

• ｢借り物｣の悩みの背後に
  赤堀薫子　鈴木國文　村上靖彦

〔こころの病と遺伝(９)〕

• 「知能」の遺伝性と社会――「Bell Curve」の波紋を例にとって――
  佐々木司　南光進一郎

〔統計的方法を用いた論文を読む(９)〕

• 対数線形モデル
  中井里史　三宅由子

〔脳波のやさしい判定法(２)〕

• 脳波の誘導方法
  久郷敏明

〔図説EEG〕

• 光過敏性発作について
  松浦雅人

〔最新情報〕

• 睡眠物質について
  綱島浩一　増井晃　加藤進昌

〔精神科医のためのくすりの時間〕

• Phenytoinの副作用・相互作用(４)‐最近の報告
  小瀧一　福田直子　伊賀立二

〔海外文献ジャーナルクラブ〕

• ≪現象学≫ヒステリー性偽精神病の現象学
  岩脇淳